お正月の風物詩箱根駅伝。各大学、各選手の名前がどの程度紹介されているか…第98回大会を参考として調べてみました。
ルール説明
2022年1月2日(日)7:50〜放送された「★SAPPORO新春スポーツスペシャル 第98回箱根駅伝 往路」にて名前を呼ばれた大学名・選手名を手でカウントする。人力のため多少のミスは許してほしい。(映像を楽しんでしまいカウントし忘れているかも。とは言え「だいたいどのくらい?」というのは見えてくるだろう。)
生放送ということで、実況側が大学名・選手名を間違えてしまうこともある。「訂正できた場合→訂正されたもののみ1としてカウント」「訂正されなかった場合→訂正予定のものを1としてカウント」「そもそも別の名前を出してしまった場合→訂正予定のものではなく呼ばれた名前を1としてカウント」を原則とする。
名前が意図的に連呼された場合は連呼された回数分カウントする。
「名字のみでも1としてカウント」「フルネームで呼ばれた場合も1としてカウント」を原則とする。
基本的には上記ルールで進めていこうと思う。
往路大学名紹介回数
8:00のスタートからから13:41「青山学院大学が2年ぶりの優勝に向かって明日の復路折り返していきます。」までに呼ばれた大学名をカウントしグラフにしました。(関東学生連合は日本薬科、東京農業、立教、上武、筑波の合計です。)
1位青山学院〜8位創価の紹介回数が比較的多かったみたいです。トップを走ったタイミングのある青山学院(3区以降)、駒澤大学(2〜3区)、中央大学(1〜2区)は100回以上大学名が呼ばれました。意外だったのは早稲田大学と明治大学。注目校ではあったものの走っていた位置が悪かったせいか存在感を出せていなかったみたいです。ファンの多い大学でもあるので、もどかしい思いをした方も多かったのではないでしょうか。
往路選手名合計紹介回数
8:00のスタートからから13:41「青山学院大学が2年ぶりの優勝に向かって明日の復路折り返していきます。」までに呼ばれた選手名をカウントし大学ごとにまとめてグラフにしました。(復路の選手も出走選手が紹介されていた場合はカウントに含めました。)
大学名と比較して、駒澤、東京国際、国士館の紹介回数伸び率が高いのは、おそらく2区の選手(駒澤→田澤選手、東京国際→Y.ヴィンセント、国士館→R.ヴィンセント)の注目度が高かったからと言えるでしょう。更に、東京国際大学は3区の丹所選手でも稼います。また、初出場で注目された駿河台大学の選手紹介回数も多かったです。おそらく4区の今井選手(元教師)が注目されていたためでしょう。
往路選手名紹介回数ランキングTOP10
8:00のスタートからから13:41「青山学院大学が2年ぶりの優勝に向かって明日の復路折り返していきます。」までに呼ばれた選手名をカウントしランキングにしました。
順位 | 選手名 | 在籍大学 | 出走区間 | 紹介回数 |
1位 | 田澤廉 | 駒澤大学 | 2区 | 83回 |
2位 | 吉居大和 | 中央大学 | 1区 | 71回 |
3位 | 嶋津雄大 | 創価大学 | 4区 | 68回 |
4位 | Y.ヴィンセント | 東京国際大学 | 2区 | 49回 |
5位 | 丹所健 | 東京国際大学 | 3区 | 47回 |
細谷翔馬 | 帝京大学 | 5区 | 47回 | |
7位 | 殿地琢朗 | 國學院大学 | 5区 | 43回 |
8位 | 三浦龍司 | 順天堂大学 | 2区 | 39回 |
若林宏樹 | 青山学院大学 | 5区 | 39回 | |
10位 | 飯田貴之 | 青山学院大学 | 4区 | 35回 |
トップは2区区間賞を獲得した田澤選手でした。ちなみに各区間の区間賞選手(吉居選手、田澤選手、丹所選手、嶋津選手、細谷選手)は全員ランクインしました。
ちなみに、唯一法政1区の内田選手のみ紹介されていませんでした。(※7:00〜7:50に放送されている「まもなく箱根駅伝 往路」内では紹介されています。)あまりの混戦に紹介しきれなかったのでしょう。(法政の注目選手なので…ぜひこちらの記事もご覧ください。)
総括
往路は…。
- 1位もしくは2位らへんを走る
- 上位(目安10位以内)で順位を押し上げる走りをする
- スタート前や「中継所の様子」で取り上げられる注目選手がいる
の条件に当てはまれば多く紹介される可能性が高いが、意外と10位前後だからと言って存在感があるわけではない。