お正月の風物詩箱根駅伝。何位を走るとどの程度映るのか…第98回大会を参考として調べてみました。
▼2区編はこちら
ルール説明
2022年1月2日(日)に放送された「★SAPPORO新春スポーツスペシャル 第98回箱根駅伝 往路」にて各大学が映し出された秒数を下記ルールに従って計測する。
- 中継車が映そうとしている集団に含まれていれば「映っている」と見なす
- ワイプは原則カウントしない
- 定点カメラで映し出されたか否かは別途「カウント」する
つまり、かなり曖昧な計測にはなるが、「だいたいどのくらい?」というのは見えてくるだろう。人力ということを考慮したうえで温かい目で見守ってほしい。
3区各大学の映っていた時間
- 定点→藤沢、浜須賀、茅ヶ崎放映時間合計
- 中継所→平塚中継所襷リレー放映時間合計(襷リレー以外の選手の様子は除く)
- その他→「江の島」などの場所紹介、コース紹介、走行前後の選手の様子など
- CM→CM放映時間
- 区間賞インタビュー→区間賞獲得チームとしてカウント
2区の続き10:15:49から11:19:16まで(全選手襷リレー+直後の3区の選手の様子まで)で調べてみました。ちなみにグラフを「走行順(平塚中継所襷リレー)」で並び変えるとると…。
青山学院VS東京国際VS駒澤のトップ争いがメインとなった3区でした。注目選手(遠藤選手)の帝京大学は終盤まで独走でしたが上位を走っていたこともあり存在感がありました。その他は順天堂大学の猛追、4区が注目(嶋津選手)の創価大学、東洋大学・中央大学・法政大学のまあまあ上位の争い(東洋大学の追い上げ?)がチラッと紹介されました。國學院が猛追していたのですが、駒澤を抜かしたタイミングが最後だったこともあり個別では映らず。
CMや定点の時間が長い点は特徴的かもしれません。レース状況が2区と比較して落ち着いてきたことや、各大学単独走になったことが理由として挙げられるでしょう。応援している大学があるファンは速報マップに釘付けになる頃でしょう。
定点カメラチェック
定点カメラで映し出された大学(CM除く)についてもこちらでカウントしていく。
▼藤沢 (7.7キロ地点)
映し出された大学 |
駒澤、青山学院、東京国際、帝京、國學院、国士館、東洋、法政、山梨学院、創価、中央、関東学生連合、順天堂、早稲田、神奈川、明治、東海、日本体育、専修、駿河台、中央学院 |
映し出されたが大学名・選手名が表示されなかった大学 |
映し出されなかった大学 |
▼浜須賀 (11.8.キロ地点)
映し出された大学 |
駒澤、東京国際、青山学院 |
映し出されたが大学名・選手名が表示されなかった大学 |
映し出されなかった大学 |
帝京、國學院、国士館、東洋、法政、山梨学院、創価、中央、関東学生連合、順天堂、早稲田、神奈川、明治、東海、日本体育、専修、駿河台、中央学院 |
▼茅ヶ崎 (14.4キロ地点)
映し出された大学 |
東京国際、青山学院、駒澤、帝京、國學院、法政、中央、東洋、国士館、山梨学院、創価、順天堂、関東学生連合、早稲田、神奈川、日本体育、明治、東海、駿河台、専修、中央学院 |
映し出されたが大学名・選手名が表示されなかった大学 |
映し出されなかった大学 |
単独走が多いせいか基本的には各定点でしっかり紹介されるかたちとなりました。箱根駅伝ファンにとって「浜須賀」が定点の印象はあまりないと思いますが…1区の新八ツ山橋のように記録速報には出てこないポイントらしく、今回で言うと、トップと2位集団のタイム差を測るためだけに使われました。(茅ヶ崎の定点が近かったり、CMの兼ね合いがあったりなのかもしれません。)
総括
ほぼ1位争いしか映らない3区。記録速報や速報マップ頼み。