お正月の風物詩箱根駅伝。各大学、各選手の名前がどの程度紹介されているか…第98回大会を参考として調べてみました。
ルール説明
2022年1月3日(月)7:50〜放送された「★SAPPORO新春スポーツスペシャル 第98回箱根駅伝 復路」にて名前を呼ばれた大学名・選手名を手でカウントする。人力のため多少のミスは許してほしい。(映像を楽しんでしまいカウントし忘れているかも。とは言え「だいたいどのくらい?」というのは見えてくるだろう。)
生放送ということで、実況側が大学名・選手名を間違えてしまうこともある。「訂正できた場合→訂正されたもののみ1としてカウント」「訂正されなかった場合→訂正予定のものを1としてカウント」「そもそも別の名前を出してしまった場合→訂正予定のものではなく呼ばれた名前を1としてカウント」を原則とする。
名前が意図的に連呼された場合は連呼された回数分カウントする。
「名字のみでも1としてカウント」「フルネームで呼ばれた場合も1としてカウント」を原則とする。
基本的には上記ルールで進めていこうと思う。
復路大学名紹介回数
8:00の青山学院スタートからから13:46「今、箱根駅伝全てのランナーがこの大手町のフィニッシュテープを切りました。」までに呼ばれた大学名をカウントしグラフにしました。(関東学生連合は麗澤、慶應、大東文化、亜細亜、育英の合計です。)
1位青山学院〜13位早稲田の紹介回数が比較的多かったみたいです。復路走行順位で1位〜3位の青山学院、順天堂、駒澤は100回以上紹介されています。1位の青山学院よりも3位の駒澤の方が紹介回数が多いのは、ほとんどの区間で順位変動があったため大学名が連呼されたことによるものと考えられます。また、シード権争いに絡んでいた13位早稲田までは50回以上紹介されています。10位の法政は、100キロ近く「11位」というなんとも言えないポジションをキープし続けていたため、復路全区間での紹介回数が多く合計100回を超えました。
復路選手名合計紹介回数
8:00の青山学院スタートからから13:46「今、箱根駅伝全てのランナーがこの大手町のフィニッシュテープを切りました。」までに呼ばれた選手名をカウントし大学ごとにまとめてグラフにしました。(往路の選手も出走選手が紹介されていた場合はカウントに含めました。)
1位〜3位の青山学院、順天堂、駒澤は順当。それなりに選手名が紹介されました。復路で区間賞を獲得した大学が青山学院と順天堂だったことや、駒澤は復路にも注目選手を置いていたことが要因として考えられます。しかし、思ったより4位以下のチームが伸びませんでした。
復路選手名紹介回数ランキングTOP10
8:00の青山学院スタートからから13:46「今、箱根駅伝全てのランナーがこの大手町のフィニッシュテープを切りました。」までに呼ばれた選手名をカウントしランキングにしました。
順位 | 選手名 | 在籍大学 | 出走区間 | 紹介回数 |
1位 | 岸本大紀 | 青山学院大学 | 7区 | 36回 |
2位 | 白鳥哲汰 | 駒澤大学 | 7区 | 35回 |
3位 | 鈴木芽吹 | 駒澤大学 | 8区 | 31回 |
4位 | 西澤侑真 | 順天堂大学 | 7区 | 30回 |
津田将希 | 順天堂大学 | 8区 | 30回 | |
6位 | 中村唯翔 | 青山学院大学 | 9区 | 29回 |
7位 | 佐藤一世 | 青山学院大学 | 7区 | 27回 |
8位 | 平林清澄 | 國學院大学 | 9区 | 23回 |
9位 | 髙橋勇輝 | 青山学院大学 | 6区 | 22回 |
青柿響 | 駒澤大学 | 10区 | 22回 |
トップは7区区間賞を獲得した岸本選手でした。ほぼ青山学院、順天堂、駒澤の選手がランクインしていますが、9区区間2位で驚異の追い上げを見せたルーキー平林選手が8位でランクインしています。
ちなみに、復路では駿河台6区の新山選手のみ紹介されていませんでした。(※7:00〜7:50に放送されている「まもなく箱根駅伝 復路」内では紹介されています。)6区→7区への襷リレー、7区→8区への襷リレーが混戦気味だったことが原因でしょう。
総括
復路は…。
- 1位〜3位など優勝争いができるかもしれないくらいの上位で走る
- シード権争いに絡む
- 順位変動が大きい
の条件に当てはまれば多く紹介される可能性が高い。シード権争いに絡めないと、定点(しかも毎回映るとは限らない)もしくは襷リレーを待たなければならない。